関わる誰かの人生にインパクトを

CEO MessageStay Gold

私は34歳に起業し、この株式会社リレイティブを作りました。
起業のきっかけはよくあるベンチャー企業の若手経営者に見られるキラキラやギラギラしたものではなく、新卒で入社した会社を退職した25歳の時、紆余曲折あり34歳で起業をしようと決めたことが今に至っております。34歳を目前に特に何かしたい仕事があったわけでもなく、起業に向けた準備をするわけでもなく、いざ会社を辞めてこれからどうしようと焦っているところ、何がしたいなんて悠長なことは言っておられずお金を稼ぐために今自分ができることをと思い前職での求人広告の営業のノウハウを活かし求人広告専門の代理店を始めたのがこの会社のスタートでした。
今思えば当時は自分で決めたことを実践したとは言え、収入がない恐ろしさから早朝から夜中までとにかく営業活動をして少しでも話を聞いてくれるなんて会社があれば時間も曜日もお構いなしにとにかく動きに動きまくったり、一人で起業したので自分以外誰もいないわけで今までやったことのない請求書を作って、折って、封筒に入れて、切手を貼ってポストに入れるという作業も営業時間外の深夜から朝方にかけて地道にやったり振り返るとなかなか充実した時間を必死に過ごしていたことを懐かしく思います。
それから暫くして人も少しずつ増えていきましたが人に給料を支払うなんてことも初めてだったので社会保険料の額を見てびっくりしたり、当然のように有給休暇を与えないといけないことを何故か理不尽に感じたりと今まで自分がサラリーマン時代にやってもらった当たり前が実はとてもありがたいことであったことを痛感しました。
とは言え、このような経験をしながらも当時は辞めたいと思ったことは一度もなく、むしろ辛いことや嫌な思いをしながらも小さな達成感やお客様からの嬉しい言葉に充実感を感じていました。

多くの人は人生の中で仕事をしている時間を最も長く使っています。場合によれば家族や大切な人といる時間よりも職場の同僚と過ごす時間の方が長いのではないでしょうか。
そうであればこの仕事をしている時間はとても大事な時間であり、ただ終業を待つだけの時間から時間の作業に使うのはもったいないし、なんなら仕事をしている時間が充実していなかったらプライベートの時間さえも充実しないのではないかとさえ思います。
私たちは企業の採用のサポートをしたり仕事を探している求職者のサポートをすることが仕事です。お金を稼ぐために自分のやれることをと思い始めたこの仕事もいつからか「仕事を通して輝き続ける人を増やす」ことがミッションになりました。
そして弊社の理念を「Stay Gold」としました。
今では自分の天職であるこの人材の仕事を誇りに思い、単なるお金稼ぎではない社会に貢献できる大切な役割と思っております。

「自分が作った求人広告が誰かの定年まで勤め上げる会社に入社するきっかけになるかもしれない」
「人材紹介した誰かがいつかその会社の幹部になり会社の大きな成長のきっかけになるかもしれない」
「転職の相談に来た誰かにかけたあの一言がその方の人生を大きく変えるきっかけになるかもしれない」

弊社はこれからも「StayGold」の理念のもと、関わる誰かの人生にインパクトを与えていきたいと思います。